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田んぼの跡地はナスが良い



ナスは田んぼの跡地で育てると、真夏でもへたりづらく、作りやすいことが多いように思います。


人も植物も、適所に身をおくということはとても大切なことです。


己の適所の見極めを考えだしてしまうとキリがありませんが、今現在のことだけでいえば、僕は自分にマッチした場所で生活できていると胸を張っていえます。



この田んぼは、約2年前にお借りした土地ですので、畑作に転換してからまだ日が浅い耕作地になります。


(下記、開墾していた時のBlogです)



昨年(初年度)は、ポテンシャルを確かめるために、里芋や葉ものを中心に育ててみましたが、重たすぎる粘土質に苦戦したことと、多くの作物であまり良好な結果を得ることができなかったこともあり、今年は作付け前に米ぬかとくん炭を植え溝にまいてから作付けしています。


とはいえ、そんな対策をしたといっても、すぐに土壌環境が改善する訳でもないので、一先ず今年は、水気や粘土が苦手な作物はなるべく作付けを控え、ナス、枝豆、里芋、空芯菜、白菜などの、少しくらい重たい土でも大丈夫な作物を中心に育てながら様子を見たいと思っています。

土の重たさや扱いやすさ以外にも、土壌の生物性や化学性によっても大きく結果は変わってくるでしょうから、しばらくの間は、ハングリーな観察&試行錯誤期 が続くとは思いますが、畝を高めに立てて、上記のような対策をするだけでも、経験上、実りを得られる可能性は大分向上するような気がしています。



うまくいくと良いな~。




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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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