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秋キュウリへ







晩夏〜秋採りキュウリの実が付き始めました。

うちは毎年、春、夏、秋用に年3回作っていて、現在は最終番手の実つきの時期になりますが、この最終番手の収穫が始まり出すと、秋の気配を一層近くに感じます。

まだまだ暑い日も多いですが、今季も季節の節目をお野菜の様子から深く味わえることに豊かさを感じています♪


現在、メインで収穫している真夏採りの型(2番手)は収穫期の終わりが近づいてきていますが、今年は3番手の成りだしが例年よりも早いので、収穫が途切れることなく滑らかにバトンタッチすることができそうです。

キュウリといえば、今年はキュウリの相場がなかなかの高騰っぷりですね。

うちの近所だと場所によっては1本80円とかしますので、例年の価格比で50%以上の上昇になっています。

猛暑や大雨、台風の影響からか「全国的に作れている絶対量が少ない」ということが価格高騰の最も大きな理由なのでしょうが、最近やたらと、キュウリダイエットに関するコンテンツを目にすることが多いので、ひょっとしたら「ダイエット特需」みたいなものが生まれていたりする影響もあるのかな??(笑)

知っている人も多いかと思いますが、キュウリにはギネス記録がついていて、その記録名は「Least calorific fruit」になっていると言われています。(世界一カロリーの低い果実) よく「世界一栄養のない野菜」と言われていたりもしますが、それはカロリーも栄養として考えた上での表現なのかもしれませんね。(もしくは勘違い。)

とはいえ、キュウリはその95%以上が水分と言われているお野菜なので、栄養もほぼないと思われてしまうのも分からないでもありませんが、実際は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミン各種、食物繊維などなど、多くの栄養素がしっかりと含まれています。

現代は大ヘルシーブームでもありますから、その水分パーセンテージと種類豊富な栄養素から、その内、「夏はポカリスエットの代わりにキュウリを…」、のような水分補給手法が「ヘルスケア的にもイケてる」なんて時代がやってくるかもしれませんね(笑)(カロリーや塩を補うために、漬物にしたり、味噌つけたりするとなお良さそうですね。)

僕は真夏の仕事中に何度となく「キュウリの体を冷やしてくれる機能」に助けてもらっていますので、もしキュウリが爆発的な人気を博し、上記のようなブームがやってきたとしたら、家族に嬉しいことがあった時のように、とても喜ばしい気持ちになりそうな気がします♪



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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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