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適正な負荷で、妥協なく、自分たちが美しいと思える仕事を長く続けるために、今の自分たちには何ができるのか??



暑さ疲れか、体調を大きく崩してしまいここ数日寝込んでいました。


僕はどちらかというと体力には自信があるほうだと思っていて、農作業が肉体的にキツイと思うこともほとんどないのですが、そういった過去データをあてにして生まれた過信が、今回の体調悪化の大きな要因なのだろうと思っています。


「日中は外に出たら危険である」というアラートが連日でているくらいなのだから、外に出る時間を減らしたり調整したりすればよいものの、「今までも大丈夫だったから」とか「畑仕事が好きだから」というような気持ちが優勢となり、酷暑の中でもフル稼働を続けてしまうという愚かな決断をしてしまいました。


その結果、ヘトヘトに疲れはて、体調を大きく崩している訳ですから、我ながら困ったものです。


「今まで大丈夫だったから」という慢心やバイアスは、時にリスクを冷静に判断する能力を下げることがあります。


何事も過去の事例を参考にすることは大切なことだとは思いますが、過去の経験やデータに全てを預けるように頼りきり、物事を軽く判断することがいかに危険なことであるのか、ということを今回、身をもって知りました。


猛暑日が増加傾向にあることは、観測データが示していますが、これがこのまま増加し続けるのかどうかはさておき、このまま今の調子で仕事をしていたら長続きしないような気がしますので、7~9月の仕事の仕方を大幅に考えなおします。


30代は、20代より体力があるのではないか?と感じるくらいに調子が良かったので、こういうことが気になることは一切ありませんでしたが、40を回ってからの肉体的な劣化が著しいような気がしています……… 


最近、我が家では、「体の劣化に伴う仕事のありかた」をテーマにした話題がよく上がっていますが、「適正な負荷で、妥協なく、自分たちが美しいと思える仕事を長く続けるために、今の自分たちには何ができるのか??」というようなことを考え続けています。


妻は、僕が体の劣化を考えるようになったことに対し「ようやく人間らしくなってきたね」と言っています(笑)


ササゲがにょろにょろと実りはじめました。

僕が畑に行こうと行かなかろうと、野菜は変わらずに成長を続けてくれることはとてもありがたいことですが、時期的に、1週間ほぼ仕事に入っていないと、草管理や果菜の管理のたまりっぷりがひどいです…。


とはいえ、体が完全回復すればまだまだ屁でもないレベルなので、淡々とこなしていきます。


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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

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