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- 1 日前
- 3 分
根粒菌と豆植物の相利共生関係
枝豆、始まりました。 今時期は、果実系お野菜と春からの葉野菜や根菜類などのお野菜の入れ替わりの時期ですので、お野菜がとても充実しています。 本格的な夏野菜の季節ももう間も無くです。 今日は枝豆の話の流れで根粒菌の話を少ししようと思います。...

- 6月19日
- 2 分
植物とリグニンとキノコと。
うちの畑にはキノコが結構生えてきます。これは多分キコガサタケかな。 自然生態系の中で、分解者、還元者の要的な存在であるキノコが生えてくれるのは、僕の畑にとってはとても嬉しいことです。 なぜなら、表層有機物が大量にある僕の畑は、効率よく植物遺骸を分解してくれる猛者たちの活躍が...

- 6月6日
- 9 分
家畜と人間社会の循環の関係への違和感。
妻が子供に牛を見せてあげたいということで、先日、朝霧高原に行ってきました。 牛や羊や豚やヤギ、家畜と人間社会の関わりに触れながら色々なことを考えさせられた1日でした。 今日は、そこから考えることに至った、家畜と人間社会の循環の関係についての雑感を書こうと思います。...

- 5月23日
- 7 分
葉面散布
先日、農仲間と葉面散布の話題に花が咲きましたので、今日はそのことについて書こうと思います。 葉面散布とは、その名の通り、肥料効果や病気の抵抗性などを得るために葉に栄養分を含んだ液体を散布することです。 江戸時代には、新鮮な尿を薄めたものを葉菜類に散布する技術が実用化されてい...

- 4月4日
- 7 分
青枯病の生活史と対策あれこれ
今日は青枯病のことを書きます。 今回のテーマを選んだきっかけは、近年、青枯病菌の勢力増大の気配を感じる所がポツポツとあり、夏野菜の管理が本格化する前に青枯れ病対策の復習、整理をしておこうと思ったからです。 ご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんので、青枯病のことを簡単に...

- 2021年12月18日
- 3 分
畑やお野菜の復活力に驚嘆し、その好循環が生まれる訳を知りたがる。
先日、「今年はハクサイダニが全然おらん」という投稿をFBにしましたが、ハクサイダニだけでなく、有機農業の秋冬作で問題になりがちな、ヤサイゾウムシやダイコンサルハムシの被害もめちゃくちゃ少なかったので、今冬は、白菜や小松菜や水菜など、アブラナ科の野菜たちがとてもよくできていま...

- 2021年12月11日
- 6 分
「役に立つ、役に立たない」なんてどちらでもよくて、みんな善で、みんな悪。
冬のお野菜たちが賑やかになってまいりました。 その一方で、草や虫たちの生命活動は物寂しさが増し、畑はすっかり真冬の景色です。 「多くの生命活動が静寂化してゆく季節に、人間の生命活動を潤わせてくれる冬野菜たちが活き活きとしてくれている」という光景を目の当たりにし、自然界の妙工...

- 2021年11月13日
- 3 分
草や虫の有益可能性にフォーカスしたいという願望
大根、まもなく本格的な収穫期に入ります。 視覚から冬の訪れを感じられるような場面は畑の中に数多くありますが、「青首大根がせりあがってくる様子が確認できる」というのも、僕の意識中の冬転換スイッチを入れるワンシーンです。 写真の通り、今年も2本立ての密植栽培畝を作っていますが、...

- 2021年8月26日
- 3 分
ドローン業界の獣害対策の現状
今年はイノシシがトマト畝に随分と攻め込んできていますので、畝に防獣ネットを張っています。 トマトの一畝をほぼ壊滅に近い状態にまで持っていかれてしまったことを受け、取り急ぎこのような対策をしましたが、ネットの設置後もその猛威はおさまることはなく、一度は防獣ネットを破られてしま...

- 2021年7月24日
- 4 分
腸内フローラ、腸内細菌叢
急激に暑くなりましたね。 この時期は無性に野菜を生で食べたくなりますので、最近はサラダが特別に美味しいです。 夏野菜は、もぎたて採りたてを生でバリガブ食べるのが最も美味しい食べ方のような気がします。 さて、今日の話題は、腸内細菌叢(腸内フローラ)と地中の小さな生物の類似性に...