カリフローレを検討
カリフラワーやブロッコリー、冬の花蕾野菜がどんどこ採れはじめています。
しかしこうも気温が高い日が続くと、蕾の開きが早い早い。
こんなに収穫を急がなきゃって思ったの初めてかも。
来年からはカリフローレみたいなちょっと間をおけそうなものも育ててみようかな。
あれは一株でどのくらい採れるのかな?
カリフラワーを大玉にすれば1キロくらいの重量になることを考えると、カリフローレは茎の部分が伸長することもあり、1玉で1~1.5キロくらいの収量は確保できたりするかな??
と、考えているだけでもよく分からないので、カリフローレの品種の資料を見てみることにします。
トキタ種苗さんのページでは、面積辺り収量 株間30㎝、畝間60〜70㎝。 10aあたり5,100株前後目安。 出荷量 100g詰めで20,000〜30,000袋目標。
というデータが載っていますが、約5,000株で目標値最小(2,000キロ)でザクッと考えて、1株辺り2キロ以上を目指すこともできそうです。
予想以上に採れるな~ と思いつつも、僕の手法だと大きく違う結果になることは容易に想像できますので(そんなに採れる気がしない)、まずは一度自分で育ててみて、自分に最適な作付け量を決めていくことにしましょう。
うちは野菜の詰め合わせを販売の軸としている農家なので、一つの品目が一斉に収穫期を迎えるという状態は避けたいと思っていることから、各野菜の収穫期間を長く引っ張れるようにする為の工夫として、作付けサイクルの組立(時期をずらして作付けたり)や品種の選定で収穫期を調整することを心がけています。
そのようなことから、今年の今時期のカリフラワーとブロッコリーを見ていて、新たな調整の必要性を感じている所です。(冒頭で書いた通り、暑くて生育が早すぎて一気採りを強いられています)
今回、その対策として、収穫適期幅の拡大をイメージしカリフローレに注目してみましたが、この品種は、収穫適期の幅だけでなく、収量の部分でも利点がありそうなので、今から作付けるのが楽しみです。
耐寒性もそこそこ高そうなので、今年のような気温の高い晩秋対策のみならず、気温が低くて生育が緩慢気味な年でも対応できるような気もしていて、そういった意味でも、目的の適期幅の拡大に強く貢献してくれそうです。
年の経過と共に、新しい課題やイメージがでてくるのはとても豊かなことだと思っています。
ありがたい限りです。