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カリフラワーとブロッコリーの関係



カリフローレ、昨年末からよく採れています。


カリフローレ90は寒さに鈍感とのこともあり、1月に入ってもとても状態が良いです。

うちの地域での作型的には、現在~2月頭くらいまでが品種の能力が最も発揮される時期になるのでしょう。


カリフローレといえば、最近、直売所やスーパーでも見る機会が増えましたが、強気な値段設定の所が多い印象です。


「珍し野菜プレミアム」ってやつですかね。


カリフラワー同様、栽培に少し気を使いはしますが、やたらと栽培が難しいという訳でもないので、そんなプレミアムがいつまでも続く訳はないだろう…と個人的には思っています。

しかし、栽培のしやすさやニーズの違いでカリフラワーがブロッコリーに比べて高価なように、今後の生産量や人気次第では、やや高めのままなのかもしれませんが。


いずれにせよ、今の価格よりは少し落ち着くであろうと予想しています。


ちなみに、うちは野菜をより高値で売りたいと思ってこの野菜を育てている訳ではありません。


食感と食味が好きなことと収穫期の広さで選んでいます。


カリフラワーも好きですが、こちらはまた違った魅力があると感じています。


僕はどちらかというと、ブロッコリーよりカリフラワーの方が好きなので、シーズン中は沢山食べたいですし、皆さんにもたっぷりお届けしたいと思っていますが、栽培のしやすさから作付け量はブロッコリーの方が多いです。


結局、いつもそこに勝てません(笑)


※カリフラワーやブロッコリーの原産地は地中海沿岸とされていますが、日本に入ってきたのは、ブロッコリーよりカリフラワーの方が先になります。


いまやブロッコリーの方が圧倒的にメジャーな野菜ですが、「先行者や元ネタだからといって、いつまでも人気がある訳ではない」ということはここでも同じようです。

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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