スパイラルローター
就農してからつい最近までの間、僕の手持ち農業機械は刈払い機のみでしたが、最近、小さな管理機を導入しました。
理由は、スパイラルローターを使ってみたかったからです。(写真のアタッチメント)
これは、基本的に除草用のアタッチメントになりますが、表土1~2㎝くらいを削り取りながら根切り除草してくれるツールであることから、「鍬で表土を削って播き床を整える、という行為を機械化できちゃうかも?」と思ったことが導入のきっかけになります。
「今後、どこまでイメージ通りの結果が得られるのか??」ということに関しては、現時点でのサンプル数が少なすぎるので未知数ではありますが、何度か使用してみた感じ、明らかに今までよりできることが増えそうな気がしています。
欲を言えばもう少し重量と長さが欲しい所ですが、僕は人の体重よりも重たいものをなるべく畑に入れたくないという考えを持っていますので、その辺りには限りがありそうです。
今回、「大きく耕さない農業を、既存の機械でもう少し機械化できるようにしてみよう」と思ったことから着想を得ることにつながっていますが、そこにある核の思いは「これ使ってみたら面白そう」くらいのなんてことのないものだったりします。
余白と面白がる力は、良いアイデアに直結することが本当に多いような気がします。
使用感や生じた課題など、また報告しますね。