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2016.10.11 本日出荷のお野菜セット





新生姜、生落花生、キュウリ(地這)、インゲン、空芯菜、モロヘイヤ、ツルムラサキ、


じゃがいも、ナス(丸ナス、真黒ナス)、甘長唐辛子、ピーマン、オクラ、ササゲ、


ミニトマト、ゴーヤ(大長、短形のどちらか) の中から8〜11品。







■つい先日まで葉っぱの方がメインだった人参も、根っこが主役になれるサイズにまで成長しました。


本日、Lセットの方には葉付きミニ人参という形でお入れしています。

「生でポリポリかじる」、「炒め物の具材」、「茹でてお料理の飾りつけ」、「天ぷら」などなど、お好みの方法でご利用ください。

今年は人参の生育がとても良いので、今冬をとても楽しみにしています♪

しかし、人参の生育の良さとは対照的に、冬の主役であるアブラナ科類の生育が昨年と比べて格段に悪かったりします。

「頭押さえりゃ尻上がる」ですね。

その大きな原因は二つあります。

作付け期に大雨で種が流されまくってしまったということが一つと、あまりの日照不足で軟弱に育ったからなのか、そもそも虫が多い年だからなのかは分かりませんが、虫による大きな被害が大発生してしまったということが一つ、の強力ダブルパンチが主な原因になっていると思います。

全国的に広範囲でそうなのだと思いますが、僕の所も確実に、9月の極端な気候で大きなダメージを受けています。

9月は冬獲り作物の植え付けの肝となる時期ですので、この時期にうまく仕込めないと、秋冬に獲れるものが激減してしまいます。

強力ダブルパンチの影響が、今後どの程度響いてくるかわかりませんが、今冬は収量に大幅にばらつきが出たり、セットの内容が昨年よりも全体的に少し少なくなる可能性もあるかもしれません。

自分の技術がもう少し高ければ、結果は変わっていたのかもしれませんが、悪条件に萎えず、できる限りのことは全力で行ったつもりですので、今期は、僕の全力のもがきを想像しながら、ある限りの冬のお野菜セットをお楽しみいただければ嬉しく思います。

上記の通り、今年は冬獲りのお野菜に少し不安を感じていますが、それでも畑に行ってお野菜の姿を見ていると、なんだか安心できたりするのは不思議なものです。

お野菜の姿自体を見ることもできないほどの、甚大な被害を受けた方もいることを考えると、自分はまだまだ恵まれているのだろうと思います。

だから、しょげている場合ではないでしょう。






■先日、復活の兆しを紹介させてもらったミニトマトが続々と色づき始めてくれています。

先日までの雨の名残のせいか、まだ味がのり切れていませんが、これから天候が安定し始めるとグッと味ものってくることでしょう。

こちらは冬獲り野菜と違い、秋で終わってしまうお野菜ですので、残りわずかの期間をお楽しみいただければと思います♪

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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