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カリフラワー始まりました。







先週からカリフラワーの収穫が始まっています。

今年のカリフラワーやブロッコリーは、防虫ネットの被覆なしで育てていますが、多少虫には食べられているものの、昨年までの被覆栽培していた時よりも虫による被害が少なく、全体的によくできています。

うちの場合、太陽光消毒もしないし、草も生えているので、「かえってネットをしない方がいいのかも??」と今期の結果から感じています。


それと、畑で、クモ、カエル、カマキリなどの 捕食力の強い生物と出会う機会が明らかに増えているのも、今回の結果に大きく影響しているかもしれないと考えていて、被覆のあるなしに関わらず、特定の虫が繁殖しづらい生物環境に畑が変化している可能性も感じています。

しかし、生物界の仕組みは複雑極まりないので、数年で僕なんぞが解読できる程、単純なものではありません。

この手のものは、答えを特定することを急ぐよりも、己の日々のアプローチに対しての結果の観察を地道に行っていくことの方が、結果的に求めているものに近づける可能性は高くなる気がしていますので、これからも色々な可能性を想像しながら、年々の畑環境の変化を楽しんでいきたいと思います♪

さて、カリフラワーの話に戻りますが、カリフラワーは白い部分だけでなく、茎や葉もとっても美味しいので、うちは葉も茎も多めにつけて皆さんに送らせてもらっています。

是非、丸ごと楽しんでもらえたら嬉しく思います♪

茎は蒸したり茹でたりするだけでも美味しいですし、シチューの具材や、葉と一緒にポタージュなんかに使っちゃうのもオススメです。

葉は小松菜などの葉物よりは少し硬いですが、細かく刻んで炒め物にしたり、煮込料理などの具材に使って、クタクタになるまで煮込んで食べるのもオススメです。

先日、我が家は、油揚げ、刻み生姜、刻んだカリフラワーの葉を一緒に炒めて、少量の出汁醤油をからませて食べましたが、とっても美味しかったので、もしご興味あれば試してみてくださいね♪(ページ最下部写真)

※カリフラワーの白い部分は花の蕾の部分なので、収穫せずに置いておくと、大きな蕾全体が立ち上がってお花を咲かせます。

蕾の大きさもあってか、カリフラワーの開花はとても力強く、圧倒的な主張力と存在感を感じさせてくれます。

その力強さが影響しているのか、カリフラワーの花言葉は「お祭り騒ぎ」という冗談みたいな花言葉がつけられています(笑)

それならブロッコリーも同じような……と思いきや、ブロッコリーの花言葉は「小さな幸せ」だそうです。

何でしょう、この差(笑)



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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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