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白菜採れ始め







■白菜の季節がやってきました。

去年は、ダイコンサルハムシやコガネムシの大襲撃による影響が大きく、年の終わりにようやく白菜が採れ始めたといった感じでしたが、今年は例年通りの時期に本格的に採れ始められそうです♪

採りたての白菜は、水々しく食感も良いのでサラダで食べても美味しいですが、もう随分と寒くなってきましたので、お鍋の具材や煮込み系のお料理の具材に使って、「熱々のジュージー白菜を楽しむ」という選択をした方が、今の季節にはよくハマりそうですね。


そんなことを言いながらも、我が家は本日の夕食で、冷え冷えの白菜のラーパーツァイ(ピリ辛甘酢漬け)を楽しませてもらいました(笑)(ページ最下部写真)

ザクザク切ってから塩で水抜きした白菜に、輪切りにした唐辛子と刻んだ生姜を混ぜ込んだ後、熱した合わせ調味料(ごま油、砂糖、醤油、お酢)を上からジュワーッとかけて混ぜ込み、冷やしてしばらく置くというだけの、簡単で美味しい、この時期の我が家のお気に入りレシピです♪

ご興味あれば、是非お試しくださいね♪

話は変わって、今年の白菜栽培の雑感を書かせてもらいます。

以前、「今年のブロッコリーやキャベツは、防虫ネットなどの被覆なしでも大きな虫害に悩まされることがなく、むしろ例年より結果が良くなった。」というような内容の投稿をさせてもらいましたが、白菜に関しては去年の苦しい結果に恐れを抱いたこともあり、今期、生育初期は全面的に被覆対応しました。

そんな被覆のお陰さまもあってか、今年は虫にそこまで悩まされることもなく白菜の収穫期を迎えることができた訳ですが、「やっぱり被覆はすごいな」と思う一方で、キャベ、ブロは被覆しなかったことにより例年より結果が良くなったことを考えると、「そもそも今年は虫自体の数が少なかった??」ということも考えてしまいます。

と言っても、「無被覆だったらどうだったか??」ということは、今となっては分かりようがありませんので、来年に実験できる時を楽しみに待つとしましょう。

ということで、来年の白菜は半分被覆なしで育ててみて、環境や生物の動きを注意深く観察していこうと思います♪

※今年は、明らかにカマキリやカエルなどの捕食者の絶対数が増加していたこともあり、それが虫害減少につながった可能性もありますが、今年は本当にたまたま虫が少なかった可能性も考えられます。

ですので、「うちの畑は捕食者が増えたからもう大丈夫」なんて単純な話で考えず、色々なシュチュエーションでの変化を繰り返し観察していきたいものです♪

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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