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自家採種してもしなくても







採っても採っても押し寄せるように成りまくるエンドウマメたち。

なんとなく予測はしていましたが、今年はエンドウ絶好調です♪

未だかつてない程に株の勢いが良いので、いつもの調子の横紐張りでは準備不足だったようで、U字支柱内の真ん中通路が茎やツルで塞がりだしてしまいました(笑)


こりゃー収穫しながら大胆に整枝していくとしましょう。

写真の畝は、種採りを続けて連作区にしていたエリアだったのですが、自家種が途絶えてしまったこともあり、昨年と今年の作は買い種での連作を試みています。

その結果、昨年今年と連続して成長力や収量が上がっています。 (種採り大事にしてたので、ちょっと期待してた結果と違ったかも(笑))

そんな結果から、「自家採取しようがしなかろうが、土壌の環境や健康状態が良好であれば、作ごとの生育の優劣や連作のことなんて大して気にしなくてもよくなるのかも??」と考えることもできます。

それと同時に、「自家採種&連作が、必ずしも後の成長力や安定感につながるわけでもないのだろう」ということも考えさせられています。

個人的には、自家採種も知的好奇心を刺激してくれる魅力的な分野で追求しがいのあることだとは思っていますが、作物が健全に育つ条件だけを考えれば、「どんな植物や生物も伸び伸びと成長できる豊かな土壌があること」を前提条件に設定することが最も大切なことなのかもしれませんね。

ですので、農法や運営都合などに縛られすぎて、根本的に大切なものを育んでいくことを見失わないようにしたいものです。

人間でいうのであれば、「どんなに優れた遺伝子を引き継いで生まれてきた人だったとしても、衣食住などの生理的欲求を満たしてくれる生存環境が整っていなければ、健やかに生育できる可能性が極めて低くなる」ということと同じことなのだろうと思います。

改めて、「足元どっしりさせてきましょ♪」って感じになります。

それはそうと、今年のエンドウも、パリポリ、サクサク、プリプリで美味しいです~♪ 大入り希望も大歓迎ですので、希望あればじゃんじゃんご連絡くださいね♪

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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